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苗字の謎その1

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「ところで、大家と子供、苗字違うけど、なんで?」
「え?」

「・・・そういや、むっつり男とガキも苗字違ってたよな・・・」

「・・・」

「いや、知らなきゃいいけどさ、別にオレの知ったこっちゃないっていうか、関係ないし」

「・・・・」

「知ってんの?」

「いいえ」

「じゃあ、なんで間が空くわけ?( ̄□ ̄;)!!なんか知ってんじゃないの?別に隠さなくたっていいでしょ?オレはいいふらす相手なんていないし、なんか隠されてるのってイヤな感じっていうか、信用されてないんじゃないかな~とか・・・」

「本当に知らないんです、そういえばどうしてなのかな~って思って、考えていたんです」

「ああ~そうなのか、ゴメンゴメン!つい何か知ってるんじゃないかと思ってさ、言えない秘密とか、人の不幸は蜜の味じゃないけど、ま、普通に興味あるじゃない?ま、ばあさんが産んだ子じゃないくらいは判るけどさ(笑)ま~妥当な線とすれば、なんだろうな?養子?跡取りは普通男だろ?娘の子供?いや、だったら離婚して苗字戻ってるか。養子に出た息子の子供・・・だったら先方に取られるか~いや、結構難しいよな~。むっつり男と何か関係あんのかな?でも全員苗字が違うってのはなんだろ?」

「もしかして・・・」

「もしかして?」

「・・・・」

「いや、思いつかないならいいんですよ、別に。オレは責めるつもりなんて全くないし、単に疑問符なだけ、独り言。そんな真剣に考えたって所詮あれでしょ?憶測の域を出ないんだからさ、噂話のレベルっていうか」

「もしかして・・・みんな血が繋がってないんじゃ」

「・・・・」

「・・・・」

「で?」

「え?何がですか?」

「血が繋がってないと思ったん・・・ですよね?・・・で?」

「え?間違ってますか?」

「いやいやいやいや、間違ってるとかじゃなくて、何かオチというか、理由?推理みたいな?単なる噂話ですから、どうでもいいんですけど~」

「オチって・・・だってそんなにいい加減でいいことなんですか?」

「いや・・・そういう意味では・・・」

「ごめんなさい、私には判らないです」

「・・・」

の部屋、というかリビングを出て行く瑠美

「しまった~食器洗いが終わってから話しかければよかった~それとも食器洗わないで済ますための計算か?オレにもわからん~(T^T)クゥー」

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