サイクリング葛西 – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

1時間ほど自転車を漕いでいれば葛西まで行けることが先日のダイエットサイクリング1日目でわかった。
しかし、荒川の地図をよく理解していなかったため、葛西臨海公園までは辿り着けなかった。
今日こそはいってやろう、憧れの葛西臨海公園。
今回は、国土交通省より無料配布の荒川マガジン「ARA」で事前に調べたおいたので、大丈夫だ。
たぶん・・・
朝、目を覚ますと6時半、雨は・・・降ってないようだ。
でもあまり明るくないような。
といってまたうっかり寝てしまった。
7時半だ。
いや、早く行かないと。
ということで、支度をはじめた。
といっても大して持っていくものもないが。
一応、財布は持っていくか。
財布を見たら、ビール券しか入ってなかった。
こっそり寝ている妻の財布から千円拝借することにした。
一応、釣竿を持っていくか。
こっそりカバンに入れられるサイズのエビ釣り竿を入れた。
エサは・・・ま、いっか!
一応、日焼けクリーム塗ってくか。
背中に塗るのが難しいが、たぶん汗でまんべんなく溶けてくるだろう。
え?・・・こんなもんか。
と、いうことで、出発だ。
荒川を出発したのは結局8時をちょっと過ぎたころ。
昔の通勤タイムとほぼ同じ。
でも、案外と人は少ない。
皆失業したか?いや、単に夏休みのせいか・・・
千住新橋から上平井水門までは結構グラウンド等も多く、水道もある。
水分補給しておいたほうがいいかな?なんて思いながら、上平井水門までは直に辿り着いてしまった。
ただ、ここにきて結構気になることが出てきた。
風が、猛烈に強い。
追い風、いや、向かい風か。
私の被っている帽子はストレッチタイプで、いい例えをすればブリーフのゴム入り、悪い例えをすれば小学校の体育帽子。
そうそう飛ばされはしないのだが、突風で飛ばされた。
サイクリンガー?がエイリアンのようなヘルメットを被っている理由が判ったような気がする。
とにかく、凄まじい抵抗が生じている。
ギヤをトップに入れると強烈に足が重い。
一昨日始めたばかりのサイクリングダイエットだが、微妙に足に疲れが生じているのがわかった。
ややや止めて引き返そうか?
いや、そんなことではいけない。
手で帽子を押さえて、ふらつきながらも前へ進むのだ。
喉が渇いた。
やはり水分補給をしっかりしてくればよかった。
腹がすいた。
しまった、朝飯食ってくるの忘れた。
朝食を抜いてトレーニング、終わってドカ喰いでは、パンクラストレーニングではなく、大相撲のトレーニング方法になってしまう。
ふと、某金融会社のコマーシャルで、曙太郎が「大丈夫ですよ」と靴を差し出す姿を連想してしまった。
ま、大丈夫だろう。
しかし、突風で砂が舞い上がり、体に当たって、痛い。
「こんなところで死ぬわけにはいかない・・・」
勿論、こんなことで死ぬとも思えないが、気分はかなりブルーになってきた。
水が・・・飲みたい?!!
なんとか葛西橋まで辿り着いた。
よし、ここで中川の向こう側へ降りれば、憧れの?葛西臨海公園への道があるはずだ。
街だ。自動販売機がある。
妻から千円無断拝借してきてよかった。
キリンの対乳酸プロダクト「903」を買って、飲んだ。
なんて美味い飲み物なんだろう。
この間東武線の自販機で買ったときは、不味くて飲めたものではないと思ったが、既に私の肉体はクエン酸を必要としているようだった。
さて、喉の渇きが落ち着いたところで、葛西臨海公園を探さなくてはいけない。
河原沿いに行けばいいと思っていたが、いつのまにか道をそれてしまった。
「マズイ、こんなところでは死ねない・・・」
なんのことはなく、日の方向を考えながら進んで行けば、また河原へ出てきた。
しばらく自転車を漕いでいると、塩の香りがしてきた。
ついに海に出たのだ!
時間は、1時間30分ほどかかった。
葛西臨海公園の「なぎさ」で一息。
砂が風に乗ってぶつかって来て痛いので、「よし、今日はこのへんしてやる。次に来たときは、その風を止ませておけよ」と、言い残して、帰ることにした。
帰りは、風に乗って、50分足らずで千住新橋に辿り着いた。
かなりヘトヘトだ。
家に帰って、とりあえずベトベトの体をシャワーで流し、頭にアイスノンを乗せて、牛乳にヨーグルト、プロティンをシェイクして飲んだ。
頭痛い・・・
やりすぎだ。
今日はウエイトトレーニングは止めよう。

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