珍しく平穏な朝か？ – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ（Blog）

末娘が熱を出したので、今日は学校を休ませることにした。
小学校５年生のお姉ちゃんは、今日はなぜか起こされる前に自分から起きて、
小学校３年の弟も起こし、服を着替えてケロッグコーンフロスティを食べていた。
（おお！なんとよい子なんだああっ。）と感動しようかとも思ったが、早起き心理をよく考えてみることにした。
昨日の夜は宿題するのをしらばっくれていたため、夜の１０時まで勉強させていた。しかし、結局は終わらず、今日の朝やれ、といったことを思い出した。
ま、憶えているのかどうかも定かではないので、とりあえず「おお、今日は早いじゃねえか。」といった。
朝食はシリアルだけではどうかと思ったので、「バナナでも食うか？」と聞くと、「いらない」とあっさり言うのでちょっとムカッと来たが、よく考えると別にムカッとくるほどのことでもない。「あ?そうですか。」と答えて、長女がポストから取ってきたと思われる新聞に挟まっているチラシのチェックを始めた。
既に新聞のテレビ欄は娘にチェックされている様子だった。
学校で話題になるんだろうか、その点は評価に値する？別に評価しなくてもいいか。
娘は、「ねえ、リュウは自分で起きたか、ユウナが起こしたか？」とクイズミリオネアの、みのもんたの真似を始めた。
長女が起こしたんだろうけれども、とりあえず「自分で起きた。」と答えておいた。
細い目を見開いて、その後しょっぱい顔をして、「ざんね???ん！！」という長女。
とりあえず私のサービス精神であるが、うっかり正解してしまって、次の問題を考えられるのも面倒なので。
弟が、ケロッグの箱に書いてあるプリペイドケータイプレゼントを見て、「ねえ、リュウもケータイほしい。だって、みんな持ってるんだよ、写真取れるやつが欲しいんだよね?。」
「オレが持ってないのにお前に買ってやれる訳ないだろ」
「あ、」・・・・・
いつもだったら、「うるさい！それは食べ終わってしたく出来てから話せ！」となる訳だが、今日は珍しく朝食を食べ終わっている。
この子達は、話をしながら何かをすることが出来ない。
話をしたくてしょうがないのは判っているが、話をさせておくと、確実に時間がなくなる。
だから話が下手なままだ。結構、悪循環なのだ。
私の喋りがぶっきらぼうに感じるかもしれないが、（事実そうなのだが）この子達は長い会話をすることが苦手なようで、途中で集中力を欠いてしまうため、私に怒られる結果となる。
それもかわいそうなので、なるべく朝は盛り上げず、盛り下げず、という会話に留める努力をしている。
ま、今日の朝は子供達にとって、いつになくご機嫌な朝だったかもしれない。でも、なんだかんだいっても結局フラフラと遊んでいると時間もなくなってしまう。
「支度は出来てんの？」
「出来てるよ」
「ハンカチとティッシュは？」「防犯ブザーは？」「歯を磨いたのか？」と一つ一つ質問する。やってあれば、「やってある」というが、やってなければ黙ってやりに行く。
ちゃんと返事をしてもらうことまで望んでいるわけだが、それは中々難しいようで、１年経っても癖がなおらない。ま、そのうちなんとかってところで。
「宿題はしてあるのか？」というと、ようやく本題に触れられたのか、うつむき加減にプリントを持ってくる。
結局、朝早く起きた割には、ちょっと遅刻気味に学校へ行った。
弟は、「せっかく早く起きたのに、意味ね?！」とご機嫌で騒いでいたが、尋常でない弱っちさのため、一人で玄関を出られない。
私が「お前が先にいけっていってるだろ！」と突っ込むと、気がつかなかったとでもいうように「あ、」といって玄関に向かった。
とりあえず今日は妹の熱のおかげ？で平穏な朝を迎えることが出来た。
幸いなことに熱も３７度に下がっているし、病院も行かなくていいだろう。