チンジャオロース丼の行方・・・ – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

昨日の夜、私は中華風やきそばを作った。
何故中華風焼きそばなのか?
先日、長女が図書館に行って、子供向けの料理の本を借りてきた。
そして、「今日のご飯、作りたい」と言い出した。
夕方帰ってきて突然今日は自分が作るといって、作れない理由を細かく噛み砕いて説明してやったつもりだ。
しかし、長い説明に対する許容能力が長女にはない。
「また今度、材料のあるときにやらせてやるから」
納得した顔ではなかったが、仕方がない。
長女が図書館で借りてきた本に載っている料理とは・・・
「チンジャオロース丼」
長女は、ピーマンが嫌いだ。
自分で作れば、ピーマン好きになるか?
私は、密かな期待をこめて、チンジャオロース丼に使う材料を買いに行った。
買い物から帰ってきて、長女が塾の日だということを思い出した。
さーて・・・・中華材料、どうするか?
ということで、晩御飯は中華焼きそばになったのだ。
ソース焼きそばは、長女の大好物である。
大好物のやきそば+大嫌いなピーマン=食わず嫌い完治?
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ありがとうございます。
ほぼ期待通りというか、長女は、ピーマン入りやきそばが食べられませんでした。
というより、「やきそばは好きじゃない」まで出てしまった。
さすがに、焼きそば嫌いだったと記憶を埋め込まれると危険なので、「ピーマンが嫌いなだけでしょ?」と言い直させた。
焼きそばは3食分しかなかったので、私の食べていたこんにゃくそうめんを食べたそうな顔をしていたので、長女にあげた。
長女は・・・こんにゃくそうめんも食べられなかった。
食に関して、多大に保守的なのである。
長女の決まったものだけが好きな癖は、うっかり毒を食べないような、生命維持本能とでもいうか?
おそらくは、
・期待していた味=ソース焼きそば。
・出てきた味=チンジャオロース焼きそば(長女はチンジャオロースの味を知らない)
・私と交換して期待した味=ソース焼きそば
・出てきた味=酸っぱいこんにゃく
長女の心の声=・・・・うぇっ・・・・
フリーズしてしまった長女に、オニギリを出してやった。
このようないざという時?のために、うちの冷凍庫には必ず冷凍オニギリが入っている。2個出したうちの1個は風呂に入っている間に、次女にかすめとられてしまったが。
こういうところで損をするから、アンガールズのように痩せているのだろうか。
いずれにしても、食わず嫌い克服作戦は、大失敗に終わった。
次の日の朝、長女が「オニギリが食べたい」と言う。
昨日の1個を根に持っているのが判った妻は「ああ、いいわよ」と言った。
パンが好きなのは長男と次女。
妻も好きだ。
私はパンは好きではない。
長女も、パンよりはご飯が好きらしい。
朝ご飯は殆ど妻が用意するから、必然的にパンであることが多い。
今日もパンだった。
オニギリが3個出てきた。
3個しか、在庫がないのだ。
3人だから、当然、子供一人1個の割り当てになる。
長女は、不服なのが顔に出ているし、出来ればその3個とも自分が食べられると思っていたのだろうが、長女だけを特別扱いする訳にはいかない。
と、いうより、自分だけがおにぎり3個食べられるという計算式を脳裏に描くのを止めさせる方法を知りたい。
金管バンドの長男はさっさと学校に行く。
長男が休まず早く、学校に行けるのは奇跡だ。
今までの経緯を考えれば・・・
(というか、こういうのが普通っていわれればそれまでですが)
長女が、パンを食べていないことに気付いた。
わざわざパンの皿を遠ざけて置いているあたり、間際まで誤魔化して食べずに済ませるつもりだと思った。
「パンもちゃんと食べなさい」と私は言った。
長女はギクッとして、遠ざけていたパンの皿を持った。
いままで穏やかだった朝の表情が緊迫したものへ変わった。
時間との戦いである。
長女も長男も、うちに来る前は(義母宅で生活していた頃)朝食には1時間以上かかっていた。
1時間以上、食卓に並んだご飯を前に、座り込んでいたのである。
最初、私には信じられなかった。
ここに来て1年ちょっと、長男は早く食べられるようになった。
長女が食べられないのは、食べることが「自分のやるべきこと」という認識が欠落しているからだと思う。
それをどうすれば、「自分がやるべきこと」と考えることが出来るのか、試行錯誤中な訳で。
一口パンを口に入れては、噛まずに溶けるのを待っているかのように口を動かす。
妻が塗ってくれたマーガリンをスプーンでこそげ取っている。
「なにしてるの?」
「マーガリンが嫌い」
これは嘘。
昨日の朝も、ベタベタ塗って食べている。
そういう嘘を平気でついてしまう根性に対し、イライラしてしまうのだが、それが平然と出てくるのがこの子の普通の状態なのだ。
(たぶん)
時計を見ながら、次女に10ます計算をやらせながら、「早く食べて」と長女に言う。
言われた直後だけ口が動く。
全部食べさせるために20回くらい「早く食べて」と言ったか?
次女を先に学校に行かせた。
長女は、いつもより5分程遅れて家を出た。
出る寸前、「あ、今日は何曜日?水曜日?ね?今日、放送委員でCDかけるから持っていっていい?」と訊く。
既にご機嫌で妻に甘えた態度をとっている。
我慢していた妻、ついにキレる。
「何で前もって言わないの!!」
・・・・
以前、私は、長男の事を「おまえは性悪だ!」と言った。
長男のことは「性悪」といってもいいだろうと思うのだ。
何故なら、自分自身が「性悪」を認めて、自分で治せる見込みがあるような気がしているからだ。
長女の場合は、難しい。
「嘘つき」「だらしない」「キモイ」「意地悪」「自分勝手」「注意欠陥障害」・・・
間違いではない。
間違いではないが、本人にそう言ったとしても、長女の場合は治るものではないと思う。
むしろ、口にするべきではないのかもしれない。
わからない。
難しいのだ?!!
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まだ考えてません。
今日も「チンジャオロース丼」作らせようと待機していたのですが、長女は友達とどこかへ遊びに行ってしまいました。(ToT)/~~~

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