ゴルゴＨＤＤを買う – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ（Blog）

電気屋に来た。
新製品が安いと歌っているが、旧製品は、どうなのであろうか？
（売ってないか・・・）
とりあえず、ハードディスクを買うのだ。
ドライブ関係で旧製品を買うような馬鹿げたことをしないのがゴルゴである。
回転ものは、新しければ新しいほどいい。
回転寿司・・・・
（案外、思いつかないのだ）
とにかく、力学的にそう決まっているのである。
しかし、どれが新しいのかわからない。
7200rpmとか、８ｍキャッシュとか、UltraATA133とか書いてあるが。
数字が大きい方がいいのだろうか。
たぶん、高いものが新しいのに違いない。
しかし、そうなると疑問が出てくる。
「新製品が安い」という売り文句は間違いではないのか？
常に正確な情報を発信しなくてはいけないと思うのだ。
つまり、「旧製品と比較して、高いはずの新製品であるが、旧製品ほどではないにしろ、そこそこ安くまとめてあると思う」くらいの文句が適切であると思われる。
いずれにせよ、高いものを素直に買うほどのメンタルな余裕はゴルゴにはないのだ。
現金もないが。
（義母に貰ったギフト券で買いに来たのだ）
私のパソコンは新しい訳ではない。
パソコンにも身分相応というものがある。
中古でなければ、新しいという見解も成立する。
臨機応変に信念をも変える自在性を持つことも主夫には必要なことだ。
場合によっては、店員に「よくわかんないんですけど?」くらいなことは言ってもよいのである。
それが、サバイバルな現代を生き抜く為には必要不可欠なことなのだ。
店員が来た。「いらっしゃいませ?」
私は店員を呼んだ。
「これとこのソフトを買えばデータのバックアップは出来ますか？」
店員は「う?ん・・・・バルク品ですから、保証は出来ませんが・・・初期不良のみの交換になりますんで・・・」
逃げ腰である。
ディスク容量が変わった場合、そのデータはどうなるのかとか、ＰＣが古ければ転送速度が速くても意味がないのではないか、など色々と質問してみたが、全てにおいて曖昧である。
「それでしたら、こちらのメーカー品のほうが、保証がつきますから。高いですが」
といって勧めた商品、バックアップソフト同梱である。
私は言った。
「こっちのほうが安いのでは？」
店員は言った。
「ああ、そうですね?！！」
メリハリのある、見事な応対である。
ま、そんな細かいことにはこだわらないのだ。
それを買おう。
私はその商品をレジに持っていこうとした。
その店員が「あの、お客さんはインターネットやられてますか？」と訊いた。
「やってますよ」と私は言った。
そのとき気がついた。
このおにいちゃんは赤いハッピを着ていた。
店員ではない。
光ブロードバンド派遣社員だったのだ。
「ちょっとだけ説明聞いてもらえませんか」と派遣のおにいちゃんは言った。
こちらも色々質問した手前がある・・・聞いてあげようか。
とりあえず工事費無料、６ヶ月無料なんだそうだ。
６ヶ月以降に解約してもかまわないという。
「考えとく」と私は言った。
「今日だったら、このＨＤＤ安く出来るかもしれませんが・・・」
私は言った。
「いくら？」
「ちょっと待ってもらえます？」
といって、おにいちゃんはお偉いさん？の元へ走っていった。
１５インチにしか見えない１７インチと書いてある液晶モニターの大きさ計測をして遊んでいると、おにいちゃんが戻ってきて、私の耳元で囁いた。
「５千円・・・」
契約しよう。
と、いうことで、ブロードバンド契約を交わし、ギフトカードでハードディスク代を支払い、家路についた。
バックアップするのに８時間もかかってしまった。
つまり、今日の日記は前の日記から引き続いている訳で実になることは何にもしていない訳である。
５千円の割引が唯一の成果か。
（税金還付より高額である・・・）
また熱が出そうであるが・・・
やはりそこそこに新しいものはそこそこに快適である。
光ブロードバンド、継続するかは、不明。
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