オルタナティブ・パンク

オルタナティブ・パンク オルタナティブ・パンク

自分が10代後半頃に起こったパンク/ニューウェーブの台頭について、自分は当時の若者とは少し違った捉え方をしていて、60年代後半~ロックミュージックやその他のポピュラーミュージックがどんどんゴージャスになっていく中での、原点回帰、初心に戻る事だった。プログレやヘビメタも含め、当時の音楽に対してパンカー達が選んだアンチテーゼが「60年代中期のボブ・ディランに戻る事」だったのではないかと思っているのだ。
パンクロックの全てではないにせよ、パティ・スミスやクラッシュのジョー・ストラマーなど、いわゆる「ディランズ・チルドレン」とは言われていないけれど、明らかに影響を受けている事を公言しているし、ボブ・ディランの「Don’t Look Back」ドキュメンタリーに代表されるモノクロのファッション・センス、シンプルで過激な音楽スタイルは多くのパンカーにとってのお手本だったと思っている。
と、いう事も含めて・・・
当時流行ったパンク/オルタネ系のサウンドについて語ってみたいと思います。

Soundoq

Roadrunner-The Modern Lovers

先ず、モダン・ラヴァーズというバンドについて。バンドの中心人物、ジョナサン・リッチマンはベルベットアンダーグラウンドに夢中になり、高校卒業後に、ニューヨークに行き、個人的にバンドと知り合いになり、ベルベットのマネージャースティーブ・セスニッ...
オルタナティブ・パンク

ボブ・ディランと日本のフォークソング周辺のボブ・ディラン感

何かを伝えようと思ったとき、多くの場合にそれは自分の思ったとおりに伝わらない。 よく判る、という場合にもそれはその人の内部でその人が持っているデータや固有の気質などを通した時に、自分がアウトプットしたものをその人なりに評価し、共感する訳で...
オルタナティブ・パンク

Blowin’ in the Wind – Bob Dylan –

このサイトを立ち上げようと思った理由の一つは、ボブ・ディランのノーベル賞受賞だった。その前からディランのファンサイトを作ろうと思ったことはあったのだが、果たしてそれを誰が見るんだという思いもあった。しかし、ノーベル賞だ。ディランのファンじゃ...
オルタナティブ・パンク

Marquee Moon – Television –

テレビジョンというバンドは、実際に活動していた当時に聴いていた訳ではなかった。後に、20代後半頃?某出版社に勤務していた事があるのだが、その当時、テレビジョンが好きだった同僚がいて、「すげえいいっすよ」と言われて「じゃあ聞いてみようかな」と...
オルタナティブ・パンク

Vitamin C – CAN –

西ドイツのロックバンド CANによる1973年リリースのシングル。国内でヒットしたかは不明。ボーカルのダモ鈴木氏は日本人で、オルタネィティブ・パンクのジャンルに多大な影響を与えたとか。歌の意味は「あなた、ビタミンCを失ってますよ!」という事で良いのだと思う。だから何?と言われても・・・
オルタナティブ・パンク

Trash – New York Dolls – 1973

Windowsを使っている人ならおなじみの(Windousに限らないかもしれないが)「ゴミ箱=Trash」の歌。和訳は→こちらにありました。単純に最初は「won't pick it up=捨てるな!」といって後半は「go pick it u...
オルタナティブ・パンク

Ever Fallen in Love (With Someone You Shouldn’t’ve)-Buzzcocks

これもSpotifyで初めて聞いた(ような気がした)曲の一つで、パンクのジャンルなので演奏は粗野でもなんというかノスタルジックなものがあるなと思い、あまりよく調べずにオールディーズのリメイクと勘違いしていた。出元は判らないけど聞いたことがあ...
オルタナティブ・パンク

I’m A Hog For You Baby -Dr Feelgood-

個人的にspotifyのDaily Mixがとても気に入っている。実際に自分が好きで聴いている曲を次々に出すのではなく、その周辺の(微妙にドンピシャではない)楽曲を選び出す辺りが案外と悪くない。まあ、ソコソコ心地よいのである。実際に自分のD...
スポンサーリンク