退院出来そうなので前祝。 – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

現在、家の家族は5人。
私と妻、小学校1年の娘、妻の弟の子供小学校5年の長女、小学校3年の長男。
あえて妻の弟の子供という理由は、私の養子とはなっていないから。これにはいろいろあって、説明すると長くなるので書かない。とりあえずご想像におまかせする。
ま、この5人での生活が基本形。
昨日は妻と長女は歌舞伎鑑賞だ。
詳しくは知らないが、小学生用のプログラムがあるらしい。
いろいろとやっておくのは子供のうちの方がいい。
残りの子供はなんとか勝手に遊んでくれている。
残りの子供はなんとか勝手に遊んだ後、私が病院に連れて行って、家族全員でお見舞いをするというのが家族全員揃っての連休のイベントだ。
子供2人では結構グズグズして行くのが遅くなる予定だったが、長男と娘はなぜかキチンとしていて、すんなりと病院まで着いてしまった。
病室に行き、弟に会う。
具合は良さそうだ。
「今日は、ここで待ち合わせなんだ」
弟は、「ああ、そうなの」なんていうが、子供の機嫌を取るほど具合がいい訳ではない。
子供達は結構緊張して、じーっと黙っている。
「こいつらも緊張してるみたいだから、下にいって待ってるよ」といって、病院の1階で妻達を待つことにした。
緊張から解き放たれたアホの子2人は、声を張り上げて走り回る。
そうなると、「このやろういいかげんにしろ!」と私に言われることになる。
怒られるのと緊張しているのとどっちがいいのかわからないが、怒られるだけでは大して社会勉強にはならないというのはたしかにいえる。
ロビーの椅子で大相撲千秋楽を見ていると、主治医がスーツを着てやってきた。
これから出勤かはわからないが、私に気づいて、「中々予定が取れずにすみませんでした。後15分くらいしたらお話しますので、病室の方で待っていていただけますか」というので、「わかりました」と言った。
病室で待つことにした。
子供達はぢと?っと黙っている。
長男が耐え切れずに足をパタパタし始めた。
とりあえず「こら、うるさい!」と注意した。
妻達も中々来ないし、主治医も中々呼びにこないので、子供達は暇でしょうがないといっても、ここは我慢してもらうしかない。たぶん、将来何かの役に立つだろう。
主治医がやってきて、「遅くなってすいません。じゃあちょっと、お話をしましょう、(弟も)今まで説明してませんから、ご一緒に聞いてください。」
ということで、子供達も含めて我々はナースステーションにて、初回に取ったレントゲン、CTから現在に至るまで、順に経緯の説明を受けた。
右フック、左ストレート、倒れた際に後頭部を強打、頭蓋骨骨折、脳挫傷、出血の推移、前頭葉の腫れ具合、現在は出血が止まり、腫れも(青アザのように)なっている状態。その腫れが引いた後黒い後が残ったら、それは脳細胞が死んだ後だ、というようなこと。
その場合、高い確立で「トンチンカン」になること。
それから、当初予想していたより具合がいいこと。
今週、検査して問題がなければ退院出来ること。
ただし、しばらくは一人暮らしは出来ないこと。
運転は出来ないこと。
薬を最低2年は飲んでもらうこと。
全治する可能性もあるが、後遺症が残る可能性のほうが高いこと。
刑事事件であること、被害者であること、今後色々と問題があること、など。
話の途中で妻と長女が来た。
弟の彼女もやってきた。
子供も加えて総勢7人で先生の話を聞くことになった。
子供達にとって、ここで説明を聞いている我々から何を学ぶのかはよくわからないが、結構刺激の多い時間だったのではないかと推測する。
とりあえず、思った以上に早く退院出来そうなのでよかった。
思った以上に遅くなった我々5人家族は、夕飯を帰って作るのも面倒なので、外食をしようかということになった。
子供達の希望はハンバーガー屋さん。
それはディナーではない、というのが私の意見。
しかし、ディナーは高い。
じゃあ、たまには居酒屋チェーンでも行くか!というのが私の意見。
とりあえず退院出来そうな本人は差し置いて前祝だ。
子供達も大喜びだ。
私も久々の大ジョッキだ!!
支払った額は、9,980円。
大ジョッキ高いからな・・・
ハンバーガー屋さんにしとけばよかったかも。
いや、私からすれば、弟が退院した後、この家族5人で弟の面倒を見てもらうことになる訳で、そのための前祝、というよりは最後の晩餐?いや、こういうときはなんというのだろうか。
とにかく皆で頑張ろうということだ。
だからやっぱり、金が無いといっても、ハンバーガー屋さんではダメなのだ。
こういうことでいいのだろうか・・・
ま、いっか!!
というのが私の意見。
大事なのは、何とかなると思うこと。
そう思っていれば、大概のことは何とかなるもんだ。

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