「金八先生」子供達に見せてもいいのだろうか? – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

長女は、「金八先生」を見たいらしい。
録画しておいてくれと何回も頼む。
たぶん、クラスの友達が見ているのだろう。
見たい理由には、ロケ地が近郊であるというのもあると思う。
たしかに、荒川土手はゴミが落ちていなければ綺麗だ。
情緒的に言っても、普通に見せてもいいのかもしれない。
単なるドラマなのだから、「ファンタジーワールド」に過ぎないのかもしれない。
「金八先生」私は元々好きではない。
私自身は、問題定義だったら、ドキュメンタリー番組を見たほうがまだマシだと思っている。
長女が見たいというから、録画はしている。
そして、前もって、検閲をする。
そして、消去している。
長女は、「録画してくれなかったの??」という。
「あれ?撮ったはずだけどな?・・・」と嘯くのだ。
と、いうことを十数回繰り返しながら、たかがドラマ、そんなに気にすることはない、と思いながら、いつも見せることを迷って、消している。
長女は懲りずに、また撮っておいて、という。
長女にとって、「金八先生」は、「どらえもん」と同程度の認識なのかもしれない。
今回の「金八先生」の題材の中で、私が気になっているところは2つ。
・「発達障害」の女の子。
・「麻薬中毒」の母親。
発達障害の女の子に関しては、長女とダブる印象は少ない。
ドラマの女の子はPDD?
(ドラマを端折って見ている範疇では、よく判らない)
この子の描かれ方に釈然としないものを感じている。
現実問題として、長女は普通の子と同じように扱われている反面、同級生にからかわれ、虐められている部分も多い。
担任の先生は、私たちが感じているように、長女が「変わっている」とは思っていないようで、同級生との関係も気付いていない。
忙しいのか、もっと性質の悪い子供がいるからなのか、よく判らないが、長女に問題があると考えてはくれないようだ。
必然的に、長女自身、多少発達の遅れを感じてはいるけど、ドラマの女の子と自分を重ねて考えることはないと思う。
でも長女が、「金八先生」を見て、この女の子をどう捉えるのか、私には判らない。
「麻薬中毒」の母はどうだろう。
ドラマの中では、母は既に中毒状態から抜け出したようだ。
代わりに、息子が中毒になっている。
ここから先、中毒から脱する部分が描かれていくのだろうが、そのあたりの苦悩する部分を、長女がどういうふうに、自分の中で消化するのか、私には判らない。
勿論、長女自身、麻薬中毒ではない。
実母が、中毒であったことも、たぶん判っていないと思う。
(判っているかもしれない)
自分とは全く関係ない話として、見ることが出来るかもしれない。
現実は、この子達に、ママは、病気で入院したのだと、義母は説明していた。
そんな義母を、「冷たい人間だ」と言われたことに、義母は傷ついていた。
本当のことを言っておくべきだったのか、私には判らないし、子供達は、本当はそれが嘘だと判っているのかもしれない。
「金八先生」を見て、何かいいことあるのだろうか?
子供達にとって、悪いことは、あるのだろうか?
私の考えすぎなのだろうか??
こういうのって、過保護っていうのだろうか??
「金八先生」子供達に見せてもいいのだろうか?

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