煮豚 – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

今日は「貴方の食わず嫌いはなんですか?」なるテーマを作ってしまった。
気が向いたら皆さんの食わず嫌いもこのテーマ使ってください。
とりあえず私の食わず嫌い。
ま、いくつかありますが・・・先ずはこれ。
私は豚肉がそれほど好きな訳ではない。
実家が中華料理屋な訳で、子供の頃から日常的に豚肉に接していた訳で、食えない訳ではないが。
しかし、どうしても食いたいという訳ではない。
子供がいなければ、食卓に並ぶ頻度は激減するであろう食材だ。
しかし、義母にとって、豚肉は全く意味合いが違う。
豚肉は、特別の食材なのだと思う。
さらに、太るからあまり食べてはいけない食材だという意識があるのだと思う。
これはどういうことを意味しているかというと・・・
「今日は羽目を外して・・・・豚肉食べちゃおうかしら!!」
という発想が成り立つ訳だ。
特別な日には、豚肉を食うということだ。
・トンカツ大皿盛り
・ゆで豚大皿盛り
・煮豚大皿盛り
などなど。
大皿がポイントであろうか。
南国出身の義母にとっては豚肉=ご馳走という図式は自然なものらしい。
お客さんが来たり、何かの記念日には豚肉料理を大量に作るものになっていたようである。
さらに、
「たくさん食べてね・・・私だけが太るのは、許せないのよ!!」
果てしなく正直者なのだ。
しかし・・・
私は、コリコリした固めの豚の脂身の塊り、これはたまらなく嫌いなのである。
せめて薄切りだったら・・・
せめて柔らかく煮えてれば・・・
せめて味がついていれば・・・
衣がついたトンカツだったらまだソースで誤魔化しも効くが・・・
でも切ってないトンカツにかぶりつき、衣がスポッと剥けた時、白身の豚肉に恐怖を覚えるのは私だけなのだろうか?
ゆで豚、煮豚は誤魔化しようがない。
私の最大の食わず嫌い。
煮豚です。
角煮なんて言い方もしますが、それは、柔らかく煮てある物のことだと思ってすから、あえて角煮とは言えません。
ただし、角煮もかなり苦手である。
角煮の悪夢は・・・
以前のサングラス売り時代、知り合いのネクタイ売りの社長と台湾料理屋に行きました。
豚の角煮が大好きなネクタイ売りの社長とその弟子。
社長は既に豚の角煮が似合う百貫デブでしたが、弟子は頭がテカテカくらいで、それ以外は普通の若者。
豚の角煮をエンドレスで食う以外は。
私は角煮3皿目で、「もういいです」と言った。
実際、最初旨かったけどさすがにそれだけ食えばしつこく気持ち悪くなってきたのだ。
すると弟子、「え?!!もういらないんすか?!こんなに美味いもの!」と言った。
「いらないよ!もう・・・」と私は言った。
「じゃあ残りは私達が」と言って、延々と角煮を食べていた社長と弟子。
・・・後でその社長、心臓発作で死んだという噂を聞いた。
弟子は・・・不明。
それ以来、角煮も食わず嫌い王になった。
ま、私はこういう性格なので、義母にも「煮豚は嫌いです!」と宣言してある。
(上記角煮のエピソードを流用・・・弱いか)
それでもやはり、豚好きの義母。
「今日は特別な日だから豚肉を・・・」という発想は、一生ものだろう。
そこで、最近は煮豚を私が作ることにした。
煮豚といっても、実家で作るのと同じ、チャーシュー(焼き豚)なのだが。
(縛った肩肉をしょう油で煮る奴)
というか、煮豚とチャーシューの違いがよく判りませんが。
義母、大喜び(のように見える)
本当はどうなのかは、不明。
私にとっては強烈に気持ち悪い系の固煮豚のほうが好きなのか、単にいつも失敗しているだけで、本当は柔らかく煮た豚肉が好きなのか・・・
以前、親戚から送られてきた、鹿児島の高級豚肉使用のレトルトカレーをご馳走になった時、またしても煮豚の悪夢が・・・
豚肉のコリコリ脂身がたっぷりの贅沢な一品だった。
「どう?美味しいと思わない?これ凄く高いのよ」
という義母に対し、私は良い返事が出来なかった。
もしかすると、南国では皆こういう煮豚?が好きなのかもしれない。
よその家で煮豚食べたことないので、なんとも言えないが。
とにかく、現状では煮豚が最大の苦手品目である・・・
南国出身の豚肉大好きな皆さん、申し訳ありません・・・
固い煮豚が苦手な人は応援よろしくお願いします!
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ちなみに、私の妻も豚肉嫌いです。

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