鼻先の餌 – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ（Blog）

うちの長男は、剣道を習いたいらしい。
単純に武器系統が好きなだけで、強くなりたいというわけではなさそうだが、そういう方向性は悪いものではない。
ただ、親とすれば一番の問題が金、である。
防具は安くない。
月謝もかかる。
やりたい動機が希薄なので、竹刀でぶたれたらすぐに「辞めたい」なんていいかねない。
そんなものに投資する余裕は、ない。
「ねえ?や・り・た・い」
と言われてすぐにやらせる訳にはいかないのだ。
「叩かれたら痛いぞ」
「大丈夫」
「大体、体力がないだろう」
「大丈夫」
「よし、じゃあオレの特訓に耐えられたら考えてもいいぞ」
と、いうことで、長男は九九ヒンズースクワットを１の段から９の段まで、計８１回を毎日１ヶ月やることにした。
腕立て伏せは１の段から４の段まで、腹筋は５の段から９の段までだ。
とりあえずプルプルしていたが、諦めずにやりとげた。
ちょっと甘かったか・・・
いや、まだ初日だからな。
毎日続ける事が大事だ。１回でも休んだら、また１ヶ月やらなくてはいけない。
どこかでサボらせてやらなくては・・・
昨日、九九ヒンズースクワットをサボった長女は、今日は罰として腕立て伏せは１?３の段、腹筋は４?６の段、ヒンズースクワットは７?９の段だ。
罰としてやらせると前向きではない。
というより元々筋力がないので、ボロボロだ。
この子にも、鼻先に餌をぶら下げる必要があるんだが、
ある意味、賢い長女は、鼻先の餌を追わなくても餌が食えることを知っている。
こういう子供の調教メニューは、難しい・・・