保護者会、金八、アイアムサム(まだ見てないが) – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

タイトルで嫌な予感のした人は通りすがってください。
またしても、あまり楽しいことは書いてません。
妻が学校の「保護者会」に行ってきた。
風邪は治っていないが。
私が保護者会に出席すると、危険だからでは、ない。
大変な役員を押し付けられると困るから、楽な役員を先に立候補しておくためだ。
見事に目当ての役員の座をゲットしたようだ。
さすが、である。
そして、(ついでに?)先生からいくつかの話を聞いたらしい。
女の子同士の手紙の交換の禁止。
悪口の交換などをしているようなのだ。
そして、その子は傷ついているということ。
その子は、長女のような気がするのだ。
妻は、うちのなのかと先生に訊いたようだが、先生は肯定もしないが否定もしなかったらしい。
(先生、大丈夫なのか?)
ただ、この間たて割り班の給食でどこの席につこうか迷っていた長女が罵倒されて泣いたらしい。
先生がスプーンを持たせてやっても泣いていたらしい。
長女はその時のことを確かに私たちに報告していたのだ。
「給食食べられなかった」と。
私たちは、「なに、そんなに不味かったの?好き嫌いはよくないな」なんて言っていたのだ。
伝達能力の低い長女は、私たちにちゃんと伝えることが出来なかったのだ。
私たちも、サインを見逃してしまっていたのだ。
そして、友達のグループ。
長女は、自分から友達を作れるような奴ではない。
こっちのグループ、あっちのグループとウロウロしている訳だ。
嫌われている訳ではないと思う。
嫌われているのは、長女といつも遊んでいる子なのだ。
その子と遊んでいると長女は他の子と遊べない訳だ。
長女が他の子と遊んでいると、その子がどうやら他の子に、長女の悪口を書いた手紙を回している・・・ようなのだ。
そして誰にもそういうことをする性格だから、その子は嫌われているようなのだ。
頭のいい子なのだが、ちょっと変わっている子なのだ。
長女はそれに感づいてはいるものの、その妙な因果関係に追従せざるをえないようなのだ。
私たちはそういうことじゃないかと思っていたのだが、先生がそのようなことをほのめかしたということは、事態はもっと深刻なような気がしてきた。
ちょっと・・・怖いのだ。
どうすればいいのであろうか??
わからんのだ。
昨日の夜、うっかり金八先生を妻と義母と私の3人で、途中から見てしまった。
前にも書いたが、私はこの番組は好きではない。
重いテーマを、エンターティンメントしていると感じるのだ。
言ってみれば、プロレスのリングで総合格闘技をしているようなものだ。
(ちょっと違うかも・・・わかり難い例えですみません)
ドラッグに手を出した生徒を金八先生が抱きかかえ、他の生徒に、「ドラッグを憎め?!」と叫ぶ訳だが、こんなシーンはあまりにも現実的ではないのだ。
その生徒は這いつくばって床にこぼした水を舐めているのだから、直に水汲んで来てやって欲しいのだ。
警察が学校に乗り込んでくるのだが、職員室の先生方は、「3時まで待ってください」という。
警察の方々は、「わかりました。待ちましょう」というのだが、現実的に、待つ訳がないのだ。
「逃げる可能性がある」とか理屈を作っていたが、だとすればすぐに拘束してしまうと思うのだ。
もっと言えば、警察が学校に乗り込んでくる前に、親に連絡がいくと思うのだ。
(前半を見てないから、してたのかもしれないが)
その母親は、学校からの留守番電話を聞いて土手を走っていく。
土手は・・・近道ではないのだ。
もっと言えば、走るよりは自転車のほうが速いのだ。
(自転車乗れないのかもしれないが)
母親は、手錠をかけられた息子に駆け寄るのだが、警察は無情にも引き離すのだ。
現実的には、そんなことはしないと思うのだ。
「あ?あなたはおかあさん?あなたも一緒に来てもらいますよ」なんていう地味な会話があると思うのだ。
そしてパトカーを見送る金八先生他出演者の方々。
パトカーは、連行した後、サイレン鳴らす必要がないと思うのだ。
等と文句を言いながら、私と妻と義母は、チャンネル変えることも出来ず、最後まで見てしまった。
「やっぱり韓国ドラマのほうがいいわ?」
(それは・・・肯定も否定も出来ないが)
「韓国ドラマ」の矛盾は日本のドラマを超えていると思う。
ドラマはエンターテインメントであるから、細かい矛盾などどうでもいいと言われればそれまでだ。
「金八先生」見て感動した方には申し訳ありませんでした。
(武田鉄也氏は、鼻水たらして素晴らしい演技をしていたと思います)
しかし、この描写、この演出、私は好きではないのだ。
私にとって、「金八先生」はドラマ版「食わず嫌い王」である。
昔から、嫌いなのだ。
今まではもう過去の話だし、直接関わる必要もなかったからどうでもよかったのだが。
ドラッグに縁がない、あるいは障害に縁がない人にとってはこれを見ることによって考えさせられるものに繋がるのであろうか?
縁がある人は癒されるのであろうか?
金曜10時に始まるこのドラマ、いったい誰にターゲットを向けているのだろうか?
よくわからないのだ。
ま、長女も既に、「金八見たい!」ブームは去ったようなので、どうでもいいのだが。
長女は裏番組の「アイ・アム・サム」を撮っておいてといって寝たのだ。
しかし、長女は、
「これって身障でしょ?」と言った。
「しんしょう」なんて、たぶん学校の同級生は言ってるんだろうな、と思ったのだ。
もしかしたら、長女が言われているのかもしれないのだ。
(アンガールズの山根とは間違いなく言われているが)
「しんしょう」ってのは、侮蔑用語であると思う。
そんなこと言ってるガキは、ぶん殴ってやりたいのだ。
しかし、そんなことをしたら、なおのこと虐められてしまうような気がする。
健常者による差別や嫉妬、逆恨みの類は、障害と呼ばれない。
障害とは、
重大な問題があって始めて認定されるもののようなのだ。
悩むのである・・・
義母は、「こんな風に考えてもらっている長女は幸せだ」と言う。
しかし、幸せではないから、こんな風にああだこうだ考えなくてはいけないのだと思う。
誤解や偏見の根源は、先ず第一に、家族の中にあるものだ。
家族間で意見の統一を図らなくては、絶対に上手くいかないのだ。
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