花火大会 – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

弟の回復具合は良く、全快とはいかないまでも人の助けなしに生活出来そうな気はする。
昨日、退院して初の通院をした。
医者も、「よさそうですね」なんていっている。
「まあ、後2週間くらいして徐々に社会復帰すれば・・・」
「いや、ちょっと仕事がやばいんですけど・・・」
「そう?じゃ、来週検査して、それで様子をみてみましょう。で、よかったら、ってことで会社にいっておけば?」
「一人暮らしは大丈夫ですか?」
「ああ、そっちが先か。彼女も様子みられるんでしょ?」
そんなやり取りの中、はっきりとした結論は医師は言わなかったが、ま、「自己責任」においてやってみる分なら大丈夫なんじゃないか、と勝手に判断した。
「あくまでも、すごく悪い状況だった訳ですから」とは言っていたものの、「一人でも通院出来ますよね?」なんて言っていたりもする。
少なくとも、外来で待っている患者さんの中では弟が一番具合が良さそうに見える。
ま、大丈夫だろう。
今日はお試し通勤。
丸々1ヶ月会社に行かないと、月給出ないのではと恐れていたので。
「定時に行くと定時まで働けということになりそうな気がするので、ちょっと遅れていったほうがいいと思うよ」と、とりあえずアドバイスしておいた。
まあ、一人で会社まで行けそうなのでなによりだ。
今月初めのうちは死ぬんじゃないかと言われていた男がここまで回復すれば万々歳だ。
娘の顔のケガも、今日ガーゼを取ったら随分と直っていて、風呂の後に抗生物質塗っておけば、数日で直るんじゃないかとのことだ。
傷口のピンクと日焼け後はコントラストがはっきりしているが、大きな跡は残らないような気がする。
なんともよかったという感じだ。
なんだかんだで日記を毎日書いていないので、何を書くのが日記なのか良くわからなくなっている。
昨日は足立の花火大会だった。
会社勤めをしなくなって初の花火大会。
例年、会社から帰ってくるのと花火が終わるのがほぼ同じくらいの時間になっていたため、初めて見るといっていいくらいだ。
台風の影響でやるのか止めるのかよくわからなかったせいかもしれないが、例年より人手は少なそうだ。
それでも、家の近くにこれだけ人が出てくるのは一年に一度きりなのだけど。
荒川土手に行き、対岸から上がる花火を真正面から見た。
花火にBGMがついていたなんて、知らなかった。
ワルキューレや、愛と悲しみのボレロ等、ドラマチックな楽曲が拡声器の限界を超えた歪んだ音で渦を巻いて鳴り響き、花火の爆音とダビングされると、これはある意味、背筋が寒くなる。
美しい。具合が悪くなるかと思うほど感動した。

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