「アホアホ軍団」の取り扱い – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

家のお子さんたちは転校してきて、最初のうちはやはり友達が中々出来なかったようだ。
上のお姉ちゃんの方は、担任の先生の計らいなのかもしれないが、最初のうちは何人も友達を連れてきていた。しかし、次第に特定の子だけが来るようになってきた。たまに数人来るくらい、ある意味、そんなもんだろうって感じでしょうか。
弟のほうは友達が中々出来なかったようだ。遊ぶ約束をしてきたのに、その子の家に行くのが恥ずかしいんだかなんだか、公園で一人でしばらくボーっとして、家に帰って来たりしていたようだ。たまに遊びに来ていた子も、自分より体格的に小さな子で、外で遊んだりしなさそうなタイプの子だった。小学校2年の男の子が2人で家で遊んでいる、といっても、どうも何をしていいのかわからないようで、ぼーっとマンガを読んで過ごしていたりしていた。
これはある意味心配だったりする。
それが、進級してクラス替えの影響か、やかましい子が家に来るようになってきた。
これも集団心理なのかもしれないが、3人以上だと人間が変わる。
「うっせえんだよ?このやろう!」
「おrrるぁおrrるぁ?!!」
「ざけんじゃねえよ!!」
などという言葉が鳴り響くのだが、大概ケンカしているわけではない。
ゲームキューブでプロレスゲームをしているのだ。
家にはゲームコントローラーが4つあるから、たぶん、「うちにはゲームがあるよ」などと言って誘ってきたのだろう。
あまりにもやかましいので、私はこの子達のことを「アホアホトリオ」といっていた。
それが、遊びに来る子が日替わりで交代し、4人くらい来るようになった。
「アホアホ・クァルテット」である。
凄まじくやかましい連中だ。
「アホアホ・クァルテット」はさらに増殖、「アホアホ・クインテット?」いや、既に「アホアホ軍団」である。既に人数はよくわからない。どうも同級生だけではなく、「兄ちゃん」や「姉ちゃん」も含まれている。
うちのお子様は人見知りをする、図体はデカイが弱っちい、友達と遊ぶことが出来なかったのが心配事だったのだから、これで心配は一つなくなったはずだが・・・
ドタバタと飛び跳ねる。
こうなってくると黙って遊ばせておくだけというわけにもいかなくなる。
騒ぎもしまいには注意することになる。「おい。お前らうるせえちゅうんだ!」「そこでは遊ぶな!」
すると、アホアホ軍団は「ハイ、わかりました!」とキッチリ挨拶を交わしてくる。
中々上手な奴等である。
「おい、家でばっかり遊んでんじゃねえよ!」というと、「外行こうぜ!」といって、出て行く。静かになったかと思うと、また人数が増えて戻ってくる。
「こいつらは一体なんなんだ?」といっても既にハイになっている家のお子様には聞けない。
遊ぶようになったといっても、いつこの「アホアホ軍団」から見限られる危険性?もあるようなないような。
これは大変な弱みを作ってしまった。
私も、生まれたときからこの子たちを育てていない。
と、いうより、この子達の世代、同年代の子供達、小学校1年のころから一緒だったらなんとなく慣れる部分があるのだろうが、この「アホアホ軍団」の取り扱いには困っている。
他の親はどうしているのだろうか?
大体、なんで毎日、家にばっかり入り浸るんだ?
この状態をそのまま放っておいてはいけないような気がするんだけど、どうしたものか・・・

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