遺伝子 – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

子供達は今日から学校。
久々だが、いままでより遅くもならず、身支度、朝ご飯、ラジオ体操をする。
百ます計算は、紙をコピーするのを忘れていたのでパス。
通常より早いペースで時間をあまらせる程の余裕だったが、出かける寸前に次女が薬を飲んでいないことが判明。
あわてて飲ませている間、長女と長男は玄関で靴も履かずにボーっと過ごしている間に、迎えにいくべき近所の子に迎えに来られる。
少し遅れた。
結局、冬休みの間に優秀になっている訳がないということか。
そういう私も、先日から体調が悪いままだ。
朝調子が良さそうで、夜に再びブリッ返すのを何日も繰り返している。
昨日は夜中に腹痛だった。
流行の嘔吐下痢?
嘔吐はないけど、今日はスポーツクラブ行くの止めて置こう。
具合が悪かったのに、夜中につい本を読んでしまった。
福島章著「子どもの脳が危ない」という本だ。
この人は精神鑑定医で、犯罪心理学者。
犯罪者と脳疾患の因果関係が主な内容だ。
障害児を犯罪者と結びつけている訳ではない。脳障害と結び付けているのだ。
衝撃的な内容だが、では、どうすればいいのか?
かなり後味の悪い本だ。
しかし、脳障害ということに関して、自分が殆ど、なんの知識もないのも事実だ。
子供達のママはどうだったんだろう?
パパは、どうだったんだろう?
おそらく、両方共になんらかの障害があったと思う。
そして、子供達はどうなんだろう?
長女は、外見的にも、気性的にも、ママにそっくりだ。
この子の脳波の診断は、来月だ。
あまり聞きたくないが・・・聞かなくてはならない。
長男は、カウンセリングの経過も良好なため、医師の診断は受けていない。
でも、この子の気質は、パパにそっくりだと思う。
パパも、犯罪者ではないが、問題はいくつもおこしていた。
義母は、それに気付いていたがために、悩み、苦しんでいたと思う。
まだ私たちが子供達と別居していたころ、義母に長男の絵について聞かされたことがあった。
小学校入学前の話だ。
その絵は、1匹の象に無数の矢が刺さっているという絵だった。
「こんな絵を書くのは普通じゃないんじゃないか?」と義母と長男の嫁は心配していた。私は、「ま、男の子ですから、矢とか刀とか拳銃とか好きですよね、よくあることだと思います」と言った。
しかし、本当は、その絵を見て、気持ちが悪かった。
どういう気持ちでその絵を書いていたのかは判らないが。
当時、長男は顔をクシャクシャにするほどチックがあった。
その後、家の物を壊し、悪態をつき、物を盗み、義母の手に負えなくなって、私達夫婦が面倒をみることにした。
今ではそんなことしでかしたのが信じられないほどに落ち着いている。
相変わらず爪かむ癖は治ってないが。
何が良かったのか判らない。
家に来た当時は、妹と遊んでいても、言葉の端々から意地悪さが出ていたが、今では殆ど気にならなくなった。
学校の成績は、良くないが、頭は悪くないと思う。
とび将棋というゲームで、大人を負かした時には、この子は天才?と思ったほどだ。
リズム感、音感はかなり悪いが、絵を書いたり、物を作るのは好きで、凄まじい集中力を持っている。
この子に関しては、個性を伸ばす方向で接していけば、よい方向が見えてくるような気がしている。
長女に関しては・・・
「ま、女の子ですからね、心配はしてませんよ」
そうは言っても、勿論嘘だ。
どうするのがこの子にとって最良なのか?
未だに見えてこない。
そういう、私自身はどうなんだろう?
小学校から不登校を繰り返してきた男だ。
私の父は、身上潰して家族をすて、2号さんと暮らしている。
私にも父の遺伝子はある。
勿論、父はボンボン育ち。
私はトバッチリを受けて育っている。
私は一体、何障害なんだろうか??
まだまだ勉強が必要だ。

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