肩故障。整骨院行き – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

商店街に、新しく整骨院がオープンした。
今月中は、開店記念で初診料がサービスらしい。
妻が、私に行けというのだ。
「だっていつも肩が痛いっていってたでしょ。今月中に行かなくちゃサービス終わっちゃうのよ」
サービス終わっちゃうっていっても、私は行きたくはない。
「肩痛いっていっても、重いウエイトあげる際に痛いのであって、普段痛い訳じゃないよ」
「でもそんなに長いのは変でしょ。となりの旦那さんもよかったっていってたわよ。とにかく行って来てよ」
といって、保険証と千円を渡された。
「千円で足りるの??」
「じゃあ1万円」
「そ、そんなにかかるの?」
「おつりもらってくればいいでしょ!」
しょうがないな。ま、悪くはされないだろう。とりあえず行くか。
3人くらい座れる待合室。とりあえず誰もいない。奥の方から若そうな白衣を着たおにいさんが顔を出した。
「ちょっと待っててくださいね」
はいはい、待ってます。
しばらくすると、白衣を着たおねえさんが走ってきた。
「おまたせしました。こちらに記入しておいてください」
問診表を渡され、書いていると、年配の女性が入ってきた。
ま、患者さんだろう。腰が悪そうだ。
しばらく座っていると、年配の女性がおねえさんに訊いた。
「ここは何人先生がいるんだい?」
「いつもの人と、私が午後から来ます」
「ああ?だから時間がかかるんだね?」
ちょっと想像していたような医院ではないような気がしてきたが、逃げるわけにもいかない。
ま、時代劇なんかでも医者は個人事業主だから、なんてことを考えて、とりあえず納得することにした。
それにしても、このおねえさんとおにいさん、中でバタバタと走り回っている。
う?む・・・・ま、いっか!
悪くされないと思うけど・・・
壁に、針治療局部2千円、全体5千円みたいなことが書いてある。
こ、怖いぞ・・・
しかし、待合室が暖かかったのと、午前のトレーニングでそこそこの筋肉疲労のため、待合室で座り寝をした。
しばらく寝ていると、名前を呼ばれたので、多少の緊張感を持って中に入った。
思ったより中は広い。
待合室は狭いが、既にお客さん(患者さん?)がいっぱい入っていたのだ。
おにいさん(先生?)が来た。
「おまたせしました。肩が痛いんですか?」
「スポーツクラブのマシンで痛めたんだと思うんですがこの動きをすると痛いんですよ」
私はシーテッドチェストプレスの格好をして、左肩の三角筋前部を指差した。「実際には関節が痛いんですが」
「ちょっと壁を押して、痛いようにやってみてください」
先生はそういって、私の右の背中、三角筋後部と広背筋の間あたりを触りながら、訊いた。
「もう一度やってみてください。痛いですか?」
「いや・・・痛くないです」
先生は私の右の背中にテープを貼った。
「人間の体というのは・・・」
詳しい説明はよく判らないが、左肩が痛いのには、右の背中にテープを貼るんだそうだ。
狐につままれたような状態だ。
さらに、うつ伏せになって背中に電気、腰にあったかい何かを置かれて15分。
背中の筋肉がプルプルと勝手に動いて気持ち悪い。
「気持ち悪くなったら言ってください」
「いえ、大丈夫です。」
気持ち悪いの意味が違うような気がするので、言うのはやめた。
「これで終わりです」
結局、痛い部分には一度も触れることなく、治療は終わった。
私がよほど変な顔をしていたのか、「大丈夫ですか?」と2回訊かれた。
「ええ、大丈夫です・・・ありがとうございました。」
帰り際に、「あ、しばらく通ってくださいね。テープの効き目は2日くらいしかもたないんですよ。それから、しばらくはその運動は控えてください。他の運動は構いませんから」
「え!そうなんですか?」
ガーン・・・・
故障だ。
って大体想像ついてたけどそういわれるとやはりショック。
明日は胸の運動だと思っていたのだが、肩を使わないでどうやって胸の運動すればいいのだろうか。
ま、いいか。
しばらく通っても。
帰り際のおねえさんの笑顔がちょっと。(*^。^*)
やっぱりサービス業の基本ですな。
ちなみに、料金は400円でした。
妻に、まあよかったんじゃないかな、と伝えると
「じゃあ私も行こうかな。肩こりがひどいから」
結局、私はかませ犬??

タイトルとURLをコピーしました