ネーミングのセンス – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

デザイン学校通学断念により、正式に「街角のサングラス売り」の一員となった穂高でした。
この会社、○○商会、練馬に本社がある一応カタギの会社でありまして、当時年商6億ほどあったそうです。
(風の噂によると、その後負債50億とも聞きましたが・・・)
○ベツカサとカブマシンは渋谷のローテーション要員、さらにバンドメンバーではないけど殆ど一緒に遊んでいたコシタコージも参入。
エロ漫画家の(本家)穂高アキラは新宿店、ウエッピーは原宿店、アパートの隣に住んでいたカンちゃんは池袋店、後誰かいたような・・・ま、いっか!
バンドのメンバー等を大量導入したことにより、○○商会におけるF氏グループは、一躍売り上げランキングトップのグループにのし上がっただけでなく会社にとっても重要な役割となっていった。
このメガネ売りの仕組みは完全歩合制で、1,000円のサングラス1本の売り上げで報酬140円。
棚卸によるロスは・・・たしかマイナス800円。
当時平均月に800万程の売り上げがあり、F氏は前の仕事で作った借金も返済し、マンションも購入。
私の報酬はF氏の報酬の中から支払われていて、平均20万ほど。
当時の大卒初任給は、13万ほどだったから、まあいい給料ってことだったんだろう。
全然残らなかったけど。
ということで、我々はは毎晩どこかで酒飲んでました。
F氏の金で。
お気楽な時代だった。
F氏は、思い悩んでいた。
グループ名について。
「俺達は既に会社の一大勢力だ。名前を作らなければいけない。これどうだ?」
何回も書いては消し、また書き直した紙に書いてあるのは、SRC。
「SRC?ああ、いいんじゃないですか?意味わかんないですけど」
「これなな、サン・ロード・コマンドの略だ!グゥハッハッハ?!」
といって、私の腹に指ピストルを連打するF氏。
許してくれ?!
公園通りの店の名前はサン・ロードなのだそうだ。
看板も何も出てませんけど・・・
そして、コマンドは・・・
シュワルツネッガーの映画、「コマンドー」が流行っていた。
「いいか、俺達は、戦うメガネ売りなんだ、サン・ロード・コマンドー!どうだ!おまえ気に入らないのか?」
「いや?。カッチョいいっすね?・・・」
「そうだろう!よし、決まりだ!」
ま、SRCというイニシャルだけなら意味はどうでもいいということで。
バンドの名前も私が決めた訳じゃないし。
ひどかったし。
名前なんて、大した問題じゃないわな。
そういう体質が身についた時代でした。

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