カレー風? – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

妻は風邪気味の中、日曜の手作り講座をなんとかこなし、昨日はちょっとダウン状態。
私も睡眠不足がたたり、グロッキー状態の中、子供達の洗濯物や散らかった部屋の片付け、食器洗いなどをこなす。
午後はちょっと寝る。
そうこうしているうちに、小学校1年の娘は帰ってきてしまう。
小学校は終わるのが早い。
学童は金かかるのでやめたんだけど、ちょっと後悔するときもある。
宿題の音読を聞いてやったり、明日の学校の用意なんかを手伝っていたりすると、小学校3年の長男が、「アホアホ軍団」を引き連れて帰ってくる。「アホアホ軍団」が来ると、「ゲームしていい?」となる訳だが、当然、「お前はやることやってからだろ」となる。
ま、やることというのは、学校の宿題と、明日のしたくだ。
ゲームをやりたくてしかたがないから、こいつは宿題を「フルスロットル」でやる。
音読は区切りも無茶苦茶、念仏のよう。プリントは読める文字ではない。
「これじゃやっても意味ないだろ」
「でも、やったってことじゃん」
ま、それもそうだ。そこで納得してしまうのも私の弱みだ。「ま、いっか。じゃあやれば。」
と、大騒ぎでプロレスゲームをやり始める。
おそらく、こいつら学校ではこんな大声を出すことはないんだろうな・・・と思うのだが。
そうこうしているうちに、小学校5年の長女が帰ってくる。
アホアホ軍団の大騒ぎをぼ?っとして見ながら、なんとか遊びに加わろうとしているのだが、先を制しておかなくてはいけない。
「こら、お前はまずやることをやるんだっての」
宿題をリビングにもってくるので、「自分の部屋でやるんだろ、ここじゃ絶対に出来ないっての」と、子供部屋に強制送還する。
長男はまだ集中力があるのだが、長女は誰かが他のことをやっていると、自分の子とは絶対に出来ないのだ。
そうこうしているうちに、長女の友達が宿題を終わらせてやってくる。
また出遅れたって訳だ。ま、毎日のことですが。
さあ、そろそろ飯の支度をしなくてはいけない。
妻の実家から貰ってきた食材等と、冷蔵庫に入っている残り物から、今晩のおかずを考える。
あるものは、
・鳥の手羽元
・たけのこ
・ちくわ
・キャベツ
・ニンジン
・玉ねぎ
・ジャガイモ
・ゴーヤ
・トコロテン
これらの食材から考え付くものは、やはりカレー?
そうだ、私は中華料理屋の息子だが、あくまでも息子だっただけで、厨房に立っていた訳ではない。
料理のレパートリーも大して多くないのだ。
何かあるものを混ぜ合わせてカレーかギョーザ、あるいは炒め物にしてしまうだけだ。
だから、上の食材の中で、たけのこ、ちくわ、ゴーヤ、トコロテンは私の頭の中では料理の食材として入ってない。
それとも、無理やりカレーの中にぶちまけるべきか、思い悩む。
よく考えてみれば、どうしても今日食べなければいけない訳ではない。
しかし、たけのこは入れてもいいか?と思って妻に相談してみた。
「その竹の子は塩漬けだよ。」
塩漬け?ということはメンマのことか?
いや、見た目は明らかにメンマではない。
凄まじい味になる可能性があるので、やっぱりやめておこう。
玉ねぎ、手羽元、クミンをいためているときに、娘が「からくないのにして?。からいのたべられないから。」といってるよ、と妻からの助言があった。
そのときに、お子様用カレーのルーがないことに気がついた。
カレー粉(ターメリック、カルダモン、ガラムマサラなどのスパイス)はあるが、これは大人の楽しみのもの。
子供はカレーが大好きなのだが、それはあくまでも、インスタントカレーの「甘口」。インド人もビックリ系のカレーではない。
妻と私の食べるカレーはとりあえずいいが、子供用をどうするか?
とりあえずシチューの元がある。シチューにしてもいいんだけど、今日はカレーと決めている。
シチューを入れて、しょう油をちょっと入れてみたが、当然カレーではない。
ココアをちょっと入れてみた。
なんとなくダークベージュって感じの色になったが、やはりカレーではない。
ジャム、小麦粉など入れてみた。なんだかよくわからないサラダのドレッシングも入れてみた。全然カレーではないが、不味くはない、ような気がする。
ま、これでいいか!ということにした。
子供達は・・・おかわりして食べていた。
子供達の間では、私は料理が上手いということになっている。
残念なことは、同じものを2度と作れないだろうということ。
今度は味噌でも入れてみるか。

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