またしても叱りつけ – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

今日は睡眠不足ではない。
だから殴りはしない。う?む、やっぱりそういうことかも。
今日は子供達3人プール。
妻が車で連れて行くのだ。
そのおかげで私は日記を書きまくっている。
既にこれが4日分。
過去の日記の欄に今日のことを書き溜めしていいものなのか知らないが、どうせ空白なんだから日にちが狂っても別にかまわないだろう。
飯の支度は出来ているし。
今日は親子丼だ。
作るの簡単なのだ。
学校終わってプールだから当然宿題はやっていない。
いや、長女には行くまでの間に少しでもやっておけといったが、予想どおりに遊んでいた。
飯の前にちょこっと今日の宿題を開いた。
今日の宿題は、「ニュース」・・・
どうやら新聞記事を読んで、それを自分なりにまとめて発表するということらしい。
これは以前にもあったぞ。
その時の長女の「ニュース」は、「行方不明兄弟捜索、警察がヘリから身を乗り出し、スゴイと思いました・・・」
長女は、新聞を見て、「どのニュースにしようかな?」と楽しそうだ。
「決めた、これ」といって指差したのは、「江戸川区民向大学1期生入学式」
妻が、「そんなの選んだら笑われるから止めな」と言った。
・・・私は「ニュース」なる宿題の学校が意図しているものがよくわからない。大体、小学校5年生で新聞まともに読める子は何人いるんだろうか?これってようするに、親も参加してくださいってことなのか?
「ふむ、それでそのニュースのどこが面白いんだ?」
「なんとなく」
長女がクラスの皆から笑われている姿を想像すると、やっぱり口を出さず、そのまま書かせるべきではないような気がした。
「たぶん、先生は、その記事を読んで、どう思ったかを書いて欲しいんだと思うんだけど、そうは言ってなかったかい?ま、いずれにしても、これはちょっと難しすぎる。これにしたらどうだ?」
私は昨日の地震の記事を指差した。
長女は「わかった」といって、読み始めた。
「1回読んだら、オレが質問するから、それをメモに書いてみな」これなら結構簡単な気がする。
「何を伝えたいか決まったか?」
「女性2人ケガした」
「そうか・・・じゃあ、先ず、地震があったのはいつ?」
「え?と・・・六日午後11時40分ごろ」
「地震はどこであったの?」
「え?と・・・関東を中心に岩手県から?愛知県までの広い範囲でじしんがあり、茨城県つくば市?」
「わかった、それは関東を中心にでいいや。で、どれくらいの地震があったの?」
「え?と・・・震度5弱を記録した・・・」
「そうか、じゃあ先ずは今言ったことを書いてみな」
長女は新聞を指差して、「これが書きたいの」と言った。
「なんて書いてあるの?」
「・・・なんて書いてあるの?」
「・・・・なんて書いてあるか読めないところをなんで書きたいの?」
長女は返事が出来ない。
まいったな・・・
「いいかい、とりあえず読んであげるよ。この地震のため、JR常磐線?・・・ようするに、電車が一時間以上動かなかったってことが書いてあるんだ。これを書くか?」
長女は答えない。
「女性が2名ケガしたことはこっちにかいてある。ここだ。埼玉県では・・・ここだ。」
長女は答えられない。
まいったぞ・・・私の我慢も一杯だ。
「オレの言ったとおりに書きたくないんだったら自分の書きたいように書いてみたらどうなんだ!いつ、どこで、なにが、どうなったってのが基本だから、そう教えてやっただけだろう?知ってるのか。だったら自分で書けよ、バカタレ!」
またやってしまった。
ついでに、長男と次女に向かって、
「いいか、オレに質問するんだったら答えてやるし、オレが知らないことだったら一緒に調べてやる。オレの答えに興味がないんだったら質問なんかするな。わかったか!」
長男と次女はとりあえず「はい。」といったが、何をいってるのかよくわからなかったはずだ。
今書いている私も何をいってるのか解らない。
気まずいムードを作ってしまった。
「とりあえず、飯が先だ。宿題は後だ。」
長女はドンブリの上の具を、フタの上に出して、牛皿のようにしてガツガツ食っていた。親子丼だけど。
妻は「キタナイ!やめなさい!」といった。
私は、「そういう食べ方もあるから、オレは別に怒らないよ。でも、そういう食べ方をしていると嫌がる人もいるんだ。だから、オレの前でそういった食べ方をしても別に構わない」
長女は、蓋にのせた具をまたドンブリに戻そうとしていた。
「だから、今日はいいんだ。でも、他の人がいたり、外で食べる時はそういう食べ方をしているのを見て気持ち悪いと思う人がいるから、やめなさい。」
長男がニタっとしたのを見逃さなかった。
「おまえのそのドンブリの持ち方もだ」
長男はささっと持ち直した。
このやろう、何十回言わせれば気が済むんだ!
とは、言わなかった。
「とにかく、人が喋ったら黙ってないで返事をしろ。わかったか」
「はい」
「本当にわかったのか?」
「はい」
「他の人がいたらどうするんだ」
「はい」
「はいじゃねえだろそこは!」
毎日こんな感じでいいのだろうか・・・
家は軍隊じゃないってのに。
今日の締めは、長男の寝る前のお言葉。
「明日終業式でしょ。もしもだよ。もしも、あゆみが前より◎が多くて、あるいは、3人兄弟の中で一番◎が多かったら、ご褒美が欲しい」
私の台詞
「・・・ダメだ。先ず、なんで兄弟の中で一番◎が多いのがご褒美をあげる理由になるんだ?前より◎が多くなるのも当たり前だ。全部◎だったらご褒美をあげるよ」
「わかった・・・おやすみなさい」
なんだか最近、私は意地が悪いような気がする。
ミネラルが足りないのかも。

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