靴工場の一日(よくあるタイムスケジュール) – なりゆき主夫のリアルな日常 – 楽天ブログ(Blog)

自転車に約40分乗って通勤しているというと皆、信じられないといった顔をする。
単純に考えてもらえれば判るのだが・・・
時速15キロで自転車に乗って40分乗り続けると・・・10キロ進むのだ。
東京駅から葛西臨海公園まで40分で行ける計算になる訳だ。
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エアロバイクに乗っていることを考えれば、自転車通勤は大変ではない。
勿論、寒くなければ、だが。
さらに雨が降ってなければ、だが。
さらに欲をいえば、排気ガスがなければ、だが。
それがあったとしても、満員電車痛勤よりは断然マシな訳だ。
大声で歌いながら走ったとしても、「何あれ?」と通りすがりさんに一瞬思われる程度である。
スキャットマン・ジョン/ベスト・オブ・スキャットマン・ジョン
それほど恥かしがらずにスキャットの練習も出来る訳だ。
びーばっぽばらっぽっばっぱっぱらっばらばらば
なんてあまり一生懸命練習し過ぎると、うっかりおまわりさんを見逃してしまう。
コスチューム ミニパトポリス(婦人警官)
歌ってるから止められるというものでもないと思うが・・・
帰りの時間には数人のおまわりさんが橋の袂で職務質問するのが日光街道の常識。
何故?
「お江戸」の素朴な大疑問
いや、よく知らないのだが。
都内にはいつくかの関所があるようである・・・
私は別に何もやましいことをしてない(と思う)し、正々堂々と?していたが、あまりにも頻繁に遭遇するとさすがに面倒。
リサとガスパールがいつでも一緒。バッグの隙間やポケットにすっとはいるカードケース。リサ&...
免許を見せながら通り抜けようとしたが・・・
返って怪しまれたかも。(当たり前か)
ま、とにかく警官に遭遇するのはあまり楽しくはないので、わざわざ橋の反対側を渡ったりもして、なるべく職務質問されないように気をつけていた。
しかし、徐々にその心配は必要なくなってきた。
職務質問は基本的に夕方まで。
8時前には仕事が終わらない日常の中では、交番の前を避けるだけでおまわりさんの追撃を受けることは少なくなってきたのだ。
残業代のつかない意味のない残業。
実際に以前の出版者時代も似たようなものだったのだが、今度の職場は、時間の潰し方にストレスが溜まった。
流れの靴工場の一日。
私のおおまかなスケジュールはこんな感じ。
・朝、オヤッサンが来るまでノリ塗り。
・オヤッサンが来たら、帰るまで他の何かをする(あるいは何かをしているふりをする)。
・オヤッサンが帰ったらオヤッサンの仕事の手直し。オヤッサンやらずに帰った残りのノリ塗りを5時までに終了させる。
ここまではかなり急がないと間に合わない。
・パートのおばちゃんが帰るので、おばちゃんの代わりに本底貼りの釜流し。とてつもなく楽な仕事。
・底貼り部隊が終わったら、職人が釣り込み終わるまで掃除。
・掃除が終わっても釣り込み終わらなかったら、ひたすら掃除をしているふり。
・それでも終わらなかったら、なにか他にやることを探す。
その時間になると、暇な私にチョッカイを出す人は殆どいなかった。
既に皆、イライラしているのだ。
多くの職人は嫌な仕事をしたくないが為にそれまでの時間逃げ廻っているのだが、結局誰もやらないから全員やらざるをえない。それでもやらない奴はやらずに逃げる、そしてどんどん帰りが遅くなる。
遅くなればなるほど、その嫌?な空気が充満してくるのである。
こういうのをマイナスイオンというのか?
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たぶん違う・・・
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そういう空気の中でもひたすらマイペースな職人Bさん。
ある意味、この方も私の師匠である。
私に小声でアドバイス。
「バカ、おめえ一生懸命仕事してんじゃねえよ、終わったって何もすることねえだろうが?手を遅くするんだよ、それでもやることなくなったら、隠れてねえとぶん殴られるぞおめえ。皆イライラしてんだからよ」
「はあ・・・」
職人Bさんも、皆をイライラさせている張本人の一人だと思うが。
何でこんな意味のない事をやらねばならないのか・・・
答えは、「業に入らずんば業に従え」という諺である。(前にも書いたが)
ことわざ辞典
流れ作業というのは共同作業。
共同作業というものは、部署によってはすごくストレスが溜まるものなのだ。
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終わる目処がたつと、自称管理職な職人Cさん、私に合図をする。
先に抜けて、明日の準備を始めるのだ。
次の日の朝、早速底貼りをして、木型を回せるように、ノリ塗りをしておくのである。
自称管理職な職人Cさんの終わる時間の判断が間違っていると・・・
私が一人、帰るのが最後になる。
他の職人は終われば逃げるように帰る。
逃げるように帰る必要があったとも思えないが、何故か職人は条件反射のように、我こそは先にという状況でロッカーへ走った。
何故職人は逃げるように帰ったのか?
皆、ビールの自動販売機目指して走る必要があったからである。
私は買わなかったが。
何故か?
小遣いがなかったからである・・・
それに、早く帰って飯が食いたいからである。
とりあえず腹ペコなのだ。
次回につづく・・・
続きに興味があったらぽち!ってことで。
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